プラント関連プロジェクト紹介

プラント関連
プロジェクト紹介

より強いインフラづくりを。
〜 某化学メーカー・プラント設計プロジェクト 〜

ご縁は、工場の建設から。

茨城県神栖市の工業団地内にある某化学メーカー。工場を建設する第1期工事が始まったのは2009年。お客さまより直で依頼を受け、当社は工場や設備の電気・計装工事を担いました。ゼロから工場をつくる過程で強みとなったのは、70年以上にもわたって積み重ねたプラント工事の経験と技術です。

第1期工事は、エンジニアリング会社の下請けで関与。そして、設備の増強を目的に、2015年から第2期工事がスタートしました。第2期工事は、第1期工事の実績が認められ、元請として受注することができました。2015年7月、お客さまが開催したキックオフミーティングに参加。同年8月から2ヶ月間、施工検討を行い、約60枚の図面作成と資材などの手配を並行して進めました。工事に着手したのは同年9月。工程をふたつに分けて、2016年3月〜5月にも同様の工事を進め、完工したのが2017年。営業、施工管理、図面作成という各工程からメンバーを選出し、5名のチームでプロジェクトを進めました。

第2期工事のハイライトとは。

第2期工事における山場は、各種生産設備の増産に伴う電気・計装工事でした。タンクや設備の通電に必要な配線工事、原料を運ぶ配管工事などは非常に大規模なものとなり、手配した職人も約1200名。資材も膨大な量となり、バルブを動かすためのエアチューブは数万mにも及びました。的確かつ円滑な工程管理が求められるハードな現場になりましたが、チームのメンバー同士で手を取り合い、一歩ずつ前進。電気工事・計装工事の両面をカバーする独自の技術を最大限に駆使して、取引先からの期待に応えることができたのです。

このプロジェクトを成功させたことにより、お客さまからの信頼はさらに上がりました。当社も、新しい技術を蓄積して、事業の成長スピードが一層加速。今も、数々の新しいテクノロジーを創造しています。