社員インタビュー
Interview施工管理
文系出身、
元・リフォーム営業。
前職でリフォーム営業をしていたとき、施工管理をしている今の自分は全く想像していませんでした。未知の領域で、最初は不安でいっぱい。でも、上司、施工を担当する職人さん、建築部材の仕入先さまなど、社内外を問わず協力を仰げるのが国光施設工業のいいところ。研修を兼ねて現場作業を手伝っているとき、工具の名前や使い方から職人さんに教えてもらったのはいい思い出です。
たくさんの人に支えられた結果、2017年に大きなチャンスが来ました。野村不動産天王洲ビルのレイアウト工事を担当することになったのです。それまでの案件は、上司の指示に従いながら工事を進めることが大半。「この工事は自分が主体的に動いて成功させるんだ」という気持ちで、積極的にアイデアを出し、実行していきました。協力会社の皆さんも、私の意見に耳を傾け、随所で助け舟を出してくれました。おかげで工事は滞りなく終了。お客さまからも感謝の言葉をいただきました。このときの経験は、今も、自分のなかで貴重な財産になっています。
コージェネレーション
システムに美しさを。
近年、需要が増えているコージェネレーションシステム。エコ・省エネの推進における要と言えるもので、私も最近、大手食品工場で同システムを設置する案件を担当しました。設備全体のサイズは、全長が12〜13m、重さは30t前後。熱源となるボイラーでつくられた蒸気を工場に運ぶ配管工事の管理が私のミッションでした。
奥が深いのは、配管ひとつを取っても、技術者のセンスが出るところです。パイプを設置する場所や角度で、見栄えや使いやすさなどが大きく変わります。このときも、コージェネレーションシステムが正常に稼働するだけでなく、見た目の美しさやユーザビリティにもこだわって施工を企画しました。おかげで、施工管理としてのレベルがワンランク上がったように思います。
ただ、周りを見渡せば、私はまだまだ未熟者です。職場には、60代でも現役バリバリの先輩がいます。現場での管理だけでなく、工事の前段取りから、緻密さ、正確さが段違い。目標になる先輩と働けるのは、嬉しいことです。
安全な着陸の裏に、
国光の団結力あり。
空港の電気工事に携われるのは、国光施設工業だからこそ。しかも、工事を管理する代表である現場代理人として携わると、やりがいはさらに大きくなります。
たとえば、最近完了した羽田空港の灯火工事。B滑走路で誘導路を増設するプロジェクトがあり、航空機の安全な着陸をサポートする灯火工事を担当しました。土木会社が灯火設備を地中に埋めたあと、設備を電線でつなぐ通電工事が私たちの役目です。一刻の猶予も許されないスケジュールでしたが、国光施設工業の強みであるチークワークを活かし、社内外をまとめ、一丸となって工事を進めた結果、納期に間に合わせることができました。電源を入れて、正常に点灯したとき、みんなでハイタッチして喜んだことを鮮明に覚えています。
数時間後には、工事を完了した誘導路の上をさっそく航空機が通過して行きました。「安全な着陸に貢献できてよかった」と心から思いました。